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津波浸水深マップは、防潮堤の整備効果として、防潮堤整備前後における沿岸部の津波シミュレーション結果を表示しています。
本市全域の第4次地震被害想定の津波浸水深につきましては、浜松市防災マップをご確認ください。

【津波浸水深について】

1. 第4地震被害想定の津波浸水深は、平成25年6月27日に静岡県が公開した「静岡県第4次地震被害想定(第一次報告)」におけるレベル２津波の計算結果を示したもので、区画「津波浸水域の1区画は10m×10m」ごとに表示しています。また、防潮堤整備後（水門整備を含む）の津波浸水域の1区画は5m×5mごとに表示しています。なお、公開のデータには、地図作成上の誤差およびデータ作成上の誤差を含んでいます。
2. 防潮堤整備後とは、浜松市沿岸域防潮堤を第４次地震被害想定で公表されたレベル2津波高（せり上がりなし）に相当する高さで整備し、また、馬込川の河口部に標高８mの水門及び浜松市沿岸域防潮堤への取付堤防の整備が完了したものです。その他の海岸堤防や河川堤防等はレベル1津波に対して越流を生じない高さまで整備が完了した場合を想定したものです。
3. これらの施設は、レベル1の地震・津波発生時及びそれ以降において施設高や構造が維持されるとともに、レベル２の地震・津波の発生時及びそれ以降においても粘り強く効果が発揮されることで、防潮堤など施設の防護機能が維持されると仮定したものです。
4. 港湾や漁港における防波堤等の外郭施設も、レベル1の地震・津波の発生時及びそれ以降において施工高や構造が維持されるとともに、レベル2の地震・津波の発生時及びそれ以降においても粘り強く効果が発揮されることで、施設の防護機能が維持されると仮定したものです。
   ※上記の仮定条件は、今後の防災・減災対策を検討する上で最悪の事態を想定しておく必要があるために設定したものであり、実際の地震において堤防が全て壊れるということではありません。
5. 本浸水想定は、施設が最大限効果を発揮した場合を仮定して検討したものであり、防潮堤整備により浸水しなくなると想定した地域においても津波による浸水の危険が無くなるということではありません。
6. 本浸水想定では、施設整備を行う防護ラインより海側の砂浜や防災林等、また河川内や湖沼内における津波による水位変化は図示していませんが、津波の遡上等により実際には水位が変化することがあります。
7. 本浸水想定は、施設が最大限効果を発揮した場合を仮定して検討したものであり、津波からの避難については、施設整備前の最悪の事態を想定した津波浸水想定を参考に避難してください。
8. 今後、国土交通省等から堤防の粘り強い構造など津波対策施設に関する新たな知見が示された場合には、必要に応じて見直しを行います。

【本サイトについて】

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